「ステンレスも錆びる!?」(2020年1月 石原) |新着情報|株式会社エドランド工業 「ステンレスも錆びる!?」(2020年1月 石原) |新着情報|株式会社エドランド工業

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「ステンレスも錆びる!?」(2020年1月 石原)

一般家庭の多くはステンレス製の包丁を使っていると思います。
ステンレス製ではない包丁であれば、汚れや水が付いた状態のままで置いておくと錆びてくるのですが、
ステンレス製を使っている方は錆び自体気にしたことがないのかもしれません。

でも、ステンレス製の包丁でも使い方によっては錆が発生します。
今回はステンレス製の包丁が錆びにくい理由と、錆びさせない方法を紹介します。

まず錆びにくい理由、それは、ステンレスという鋼材に含まれている
クロム(Cr)という元素が空気中の酸素と結びつき、
鉄の表面に薄い膜を作っているからです。

この膜を酸化皮膜と言います。
この膜が錆を防いでくれています。
しかし、その膜にも傷がつけば当然そこから錆が生まれます。

では、その膜を破らない、傷をつけないようにするためにはどうしたらよいでしょうか?
①柑橘類、漬物など塩素、酸性の強いものを切った後、放置しない
②金属たわしでは磨かない
③金属製品と長時間接触したままにしない
④アルカリ洗剤は使わない
この様な事を守ればほぼ大丈夫だと思います。

ステンレス以外の刃物に比べればステンレス刃物はメンテナンスが楽です。
でもステンレスも決して錆びないわけではないのです。
扱いを間違えれば錆が発生し使えなくなってしまいます。
なので上記のような最低限のルールを守って長持ちさせましょう。

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