2020.06.21
「ドラマ JIN-仁-から学ぶ歴史の大切さ」(2020年6月 久保)
今回のコロナの余波で、
感染防止対策・受注の減少・展示会の中止など会社も色々な影響を受けているが、
テレビ放送もリモート出演・ドラマの延期(再放送)など大きな影響を受けている。
そんな中、2009年、2011年に放送され高視聴率を出した医療ドラマ、JIN-仁-が再放送された。
当時、夜勤をやっていたり、海外で勤務していたりで見れなかったので、
(ある意味)コロナのおかげで、高視聴率ドラマが見れる!と喜んで再放送を見た。
ドラマの中で、南方仁(大沢たかお)が、
江戸時代にタイムスリップしてしまい、限られた道具でなんとか手術をした際に
「これまで手術を成功させてきたのは俺の腕じゃなかったんだよ。
今まで誰かが作ってきてくれた薬や技術、設備や知識だったんだ。
そんなものをなくした俺は、痛みの少ない縫い方一つ知らないヤブだった。
14年も医者をやって、俺はそんなことを知らなかった。
自分がこんなちっぽけだってことを、俺は知らなかった。」
というセリフがあった。
この話は医療業界に限らずどの業界に言えると思う。
もちろん刃物業界も例外ではない。
むかーし昔の刃物の始まりは貝や石。
ヒッタイトが金属を作り、、、
かつては刃物1本作るにも、
日本刀の刀鍛冶のように砂鉄からスタートしていたものが、
現代では、プレス・熱処理・研磨と全ての過程において機械化されている。
そう考えるとたった1本の刃物にも、
材料、化学、機械、電気などあらゆる技術が結集されており、
いかに先人に助けられているのか、、、
昨年創業100周年を機に、会社の歴史についてはある程度学んだので、
外の歴史、まずは「刃物の歴史」ついて、改めてしっかり学ぼうと思う。