慣れない仕事の覚え方(2019年3月15日 久保) |新着情報|株式会社エドランド工業 慣れない仕事の覚え方(2019年3月15日 久保) |新着情報|株式会社エドランド工業

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慣れない仕事の覚え方(2019年3月15日 久保)

【一分間スピーチ】(職人ネタ)

先月、東京での展示会に1人で行ってきました。
1人ではさすがに厳しいだろうということで、
外部のバイトの人に来てもらうようにお願いしました。

たまたま最初の2日間、20代後半の女性が来てくれたのですが、
その人は展示会にも参加したことはないし、刃物の事も全然知らないし、
当然うちの会社の事も全く知らない状態で来てくれました。
なのでチラシ配りをしてくれたら御の字かなと思っていました。

初日の午前中は、彼女が声をかけた人がうちの会社に興味を持ってくれた場合は
すぐ僕を紹介して、こちらの人に話を聞いてください、と案内してくれていました。
僕は次々とお客さんと話す、ということをずっと繰り返していました。

そういうことをしている中で、
彼女は僕とお客さんと3人で一緒に話している感じでいました。
僕自身は、その状況を見ながら、本心では
「次のお客さん探してほしいのにな」と思いながら、続けていました。

だんだん時間が経ってくると、次は興味のありそうなお客さんを見つけたら
すぐ僕に紹介するのではなく、
「このお客さんは○○で○○な刃物を使っているみたいです、
そして、○○で困っているみたいです、
この先は分からないのでお願いします」という感じで
お客さんの状況をヒアリングした内容を僕に伝えてくれるようになりました。

そのことをしばらく続けていると、
初日の最後や2日目に関しては、1人でお客さんと全部話して
名刺も交換して、どうしても専門的な話になったときに僕に交代する
というイメージでやっていました。

時間がある時に、彼女に「何で一人で接客できたの」、と聞いたら
最初の頃に僕とお客さん話を聞いて、そうやって接客するんだと理解して
自分で出来る範囲でやれることをしてみました、という話をしていました。

そのことってすごい大事な事で、
展示会とか接客する場でも使えますし、普段の仕事でも使えると思います。

例えば皆さん、やったことのない仕事とか、
これできないなと思う仕事が自分の所にやってくることもあると思います。
こういう時、おそらく誰か他の人にお願いして、
大体の人がそのままお願いしっばなしになっていると思います。

そこで多少の時間の無駄にはなるかもしれないですが、
お願いした人の作業を見て、分からない事は聞いて、
次回来た時に自分で挑戦してみる事が
1人1人が成長していく一番早い早道だと思います。

ぜひそうやって慣れない仕事を他の人に任すだけではなくて
自分自身出来るようにやってみようという思いでやってもらえると嬉しいです。


【感想】須田

僕も初めの頃はあまり出来ない事は良く上司の方に手伝ってもらっていました。
しかしだんだん自分もそろそろやれるようにならないとと思うようになってきます。
なので作業のやり方を見たり教えてもらうようになります。
今もまだまだですけどこれからも仕事ができるように覚えていきたいです。

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