刃物は切れれば良い、、、と言うわけではありません(2016年6月22日 山田) |新着情報|株式会社エドランド工業 刃物は切れれば良い、、、と言うわけではありません(2016年6月22日 山田) |新着情報|株式会社エドランド工業

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刃物は切れれば良い、、、と言うわけではありません(2016年6月22日 山田)

【一分間スピーチ】(品質ネタ)

品質について話をします。
最近、不良が多いというのはもちろんですが、
手入場の女性から、
「製品を見てください」
という声がよく掛かります。

それはどういうことかというと、
お客さんに、その製品を出荷していいのか、
私たちでは判断が難しいので判断して下さい、
という意味なので、実際の製品を見に行きます。

例えば、皆さんがコンビニに行って缶コーヒーを買おうとします。
そうした時に同じ銘柄の缶コーヒーが並んでいて、
片方は普通の缶コーヒー、もう一方は缶がへこんだ缶コーヒーが
並んでいたらほとんどの人が普通の缶コーヒーを手にすると思います。

どういうことかというと、
中身に関しては問題はないですが、
味も変化はありません。
しかし、外観で判断します。
私たちには選ぶ権利があって、
缶がへこんでない普通の缶コーヒーを手に取ります。

うちのお客さんは、注文した数だけ社内で作って納品しますが、
その中には缶がへこんだような製品があったとしても
使用に差し支えがなければ、その製品を使ってくれています。

でも、そういうことをずっと続けていると、
お客さんには選ぶ権利があるので
新しい会社を探して乗り換えていくと思います。
そういったへこんだ缶のような製品を作り続けていると、
そのうち受注がこなくなって、
どんどん仕事が減っていくようになると思います。

だから使用に差し支えがないからと言って
外観を無視したり、寸法を無視して、
まあいいじゃないかと
製品を出し続けると仕事は減っていくと思います
そこの点をを考えて、現場でものづくりをしている人は
図面に忠実な製品を作っていただきたいと思います。


 

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