2016.03.16
夢のような刃物を作るには?(2016年3月16日 久保)
【一分間スピーチ】(記念日ネタ)
スピーチに関する話をします。
最近聞いたスピーチで2つ好きなスピーチがあります。
1つがAKB48の高橋みなみさんの去年の総選挙のスピーチです。
非常に感動するスピーチでした。
動画がYouTube等にあるのでぜひ見て下さい。
最近、『リーダー論』という本を出していて、
その中に「スピーチ7ヶ条」という章があるので、
皆さんスピーチする時の参考にしてください。
もう1つが植松さんという方の『思うは招く』というスピーチです。
この人は産廃業者さんなのにロケットを作った人です。
植松さんのスピーチ内容を紹介します。
お金持ちがフェラーリに乗っていたとします。
その人はお金持ちだからフェラーリが買えたのか?
全然違います。
どこかで作ってくれる人がいるからフェラーリに乗れたんです。
さらに、100年以上も前から、もっと良い物を作ろうと
研究して努力している人達がいるから、
その人は、今フェラーリに乗れているのです。
という事は、
お金を稼ぐよりも大事なことは
出来なかったことが、出来るようになることなのかもしれません。
そのために重要な事が3つあります。
1つ目は「どうせ無理」と言うのを無くすことです。
この言葉は人の可能性を奪う言葉です。
2つ目は、
「どうせ無理」と言うのではなく、
「だったらこうしてみれば?」と提案してみてください。
最後に、
「やったことがないことをやってみる」。
それを1つ1つ毎日繰り返していくことで、
産廃業者からスタートして、ロケットが作れた、
つまり、夢が叶ったということを話していました。
うちの会社は製造業です。
出来なかった事が出来るようになる最前線にいます。
その気概を持って日々の仕事をしてみてください。
先日のスピーチで
「何年経っても切れるような刃物が出来たらいいですね」
と夢のような話をしていたと思います。
一見、夢のような突拍子のないことでも、
「そんな刃物どうせ無理!」と思わず、
「こうしたら良い刃物が出来るじゃないか?」と提案し、
「日々、やったことがないことをやってみて」下さい。
その作業を毎日毎日続けることで、
もしかしたら、10年後、いや100年後かもしれませんが、
夢のような刃物が出来るかもしれないです。
是非、挑戦してみてください。